アジアの色彩の旅へー 民族雑貨 亜色処 あしょか
実はちょっと苦手だったボリウッド映画…。
あの陽気に歌い踊るミュージカル仕立ての演出が、
せっかくストーリーに入り込んだ感情を
あっという間にどこかへ奪い去っていく感じが
イマイチ馴染めなかったのですが…^^;

この「きっと、うまくいく」は、
170分があっという間に感じるほど、
見事にハマってしまいました☆

いわゆる学園コメディ、青春映画にとどまらず、
勢いを増すインド経済の中での
競争社会、学歴社会、貧富格差、宗教問題…など
現在のインドが抱える社会問題を
巧みに取り入れているところが魅力のひとつです✨

また、ストーリーの中に散りばめられた伏線も、
喜怒哀楽を揺さぶる不意打ちの展開も、
決して斬新さや衝撃さはそれほどないはずなのに…
流れに委ねて見入ってしまう不思議な映画でした☆


印象的だったのは
ラダックでのラストシーン。
この世の中に、こんな美しい場所があるのか〜と思うくらい
現実離れした風景はまさに理想郷✨
いつか行ってみたいですね〜♪

若干…
「学生にしてはちょっと老けてないか〜?インド人だからかな〜?」
なんて邪念を抱きながら観ていたら、
事実、撮影時、主演のアーミル・カーンは44歳!
少しでも若く見えるようにと一日4リットルの水を飲んでいたんですってょ!

とにかく、歴代興行1位とか、数々の賞を受賞したとか
スピルバーグやブラピ、ジャッキーまでもが魅了された…とかの
評判は抜きにしても、一見の価値あり映画です!
機会があったら是非〜♪

ちなみに字幕はいとうせいこう…さんです☆
Posted by 亜色処 in , | 2/04/2014

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